転々と歩きます。
夏休みに実家の本棚を探したら、たまたま1984年の時刻表が見つかったので、
何かの参考になればと、自宅まで持ち帰りました。

村上春樹さんの『1Q84』では、主人公のひとり、天吾が父親を訪ねて、ふいに房総半島の千倉へ
行く場面があります。東京駅から特急で千倉駅に向かうのですが、小説では、"十一時半に館山行きの
臨時特急があり、普通列車に乗り継いで、二時過ぎには千倉駅に着く"となっています。
これは、あくまでも1Q84の世界のお話で、現実の1984年と同じである必要はないのですが。。
1984年のダイヤがどうなっていたかというと、東京駅11時30分発の特急さざなみ11号は、
千倉行きの定期列車です。直通なので、13時42分には千倉駅に到着します。
次に、何故、小説では臨時列車なのかという点ですが、現在のダイヤでは、小説の記述通りになります。
村上さんなら、優秀なリサーチャーが付いているでしょうから、過去のダイヤを確認した上で、
そのような設定にしたのかもしれませんが。
25年前と比べると、昼間の特急さざなみは、軒並み定期列車から休日だけの運転に変わっています。
これは、民営化により、利用者のすくない"空気"特急の運転を止めたのが大きいのだと
思いますが、アクアラインの開通の影響もかなりあるんでしょうね。
何かの参考になればと、自宅まで持ち帰りました。
村上春樹さんの『1Q84』では、主人公のひとり、天吾が父親を訪ねて、ふいに房総半島の千倉へ
行く場面があります。東京駅から特急で千倉駅に向かうのですが、小説では、"十一時半に館山行きの
臨時特急があり、普通列車に乗り継いで、二時過ぎには千倉駅に着く"となっています。
これは、あくまでも1Q84の世界のお話で、現実の1984年と同じである必要はないのですが。。
1984年のダイヤがどうなっていたかというと、東京駅11時30分発の特急さざなみ11号は、
千倉行きの定期列車です。直通なので、13時42分には千倉駅に到着します。
次に、何故、小説では臨時列車なのかという点ですが、現在のダイヤでは、小説の記述通りになります。
村上さんなら、優秀なリサーチャーが付いているでしょうから、過去のダイヤを確認した上で、
そのような設定にしたのかもしれませんが。
25年前と比べると、昼間の特急さざなみは、軒並み定期列車から休日だけの運転に変わっています。
これは、民営化により、利用者のすくない"空気"特急の運転を止めたのが大きいのだと
思いますが、アクアラインの開通の影響もかなりあるんでしょうね。
先週末、長野の田舎道を歩こうと出かけました。
山梨県清里駅から出発して、小海に向かって歩く予定でしたが、
すぐに土砂降りにみまわれ、野辺山駅まで歩いたところで中断してしまいました。
時間が余ったので10年ぶりくらいで別所温泉に向かったのですが、
新装された上田駅には、最近見た記憶のある電車が停まっています。

見かけたのは、映画『サマーウォーズ』の劇中。

新しい駅に、クラシックな塗装の電車。実在の学校名が
出てくる映画ではありましたが、電車は随分前に引退した
丸窓電車をアニメの中で復活させたのかと思ってました。
しかし、実際のところは、上田交通がかつての丸窓電車に
似せた電車を復活?させていたのでした。
わざわざ四角い窓に丸い枠までつけて。
元祖丸窓電車は、別所温泉駅の外れで余生を送っております。

山梨県清里駅から出発して、小海に向かって歩く予定でしたが、
すぐに土砂降りにみまわれ、野辺山駅まで歩いたところで中断してしまいました。
時間が余ったので10年ぶりくらいで別所温泉に向かったのですが、
新装された上田駅には、最近見た記憶のある電車が停まっています。
見かけたのは、映画『サマーウォーズ』の劇中。
新しい駅に、クラシックな塗装の電車。実在の学校名が
出てくる映画ではありましたが、電車は随分前に引退した
丸窓電車をアニメの中で復活させたのかと思ってました。
しかし、実際のところは、上田交通がかつての丸窓電車に
似せた電車を復活?させていたのでした。
わざわざ四角い窓に丸い枠までつけて。
元祖丸窓電車は、別所温泉駅の外れで余生を送っております。
9月末で使えなくなる富士急バスのバスカードを使うため
8月末に、つげ義春さんのエッセイ『猫町紀行』にも登場する
甲州街道の宿場町 犬目宿に行ってきました。
四方津駅からバスで、犬目宿に向かい、帰りは大野貯水池の
横を通って歩いて帰ってきました。
その日の午後に、村上春樹さんの『1Q84』に登場する
二俣尾にも行ってきました。
10月1日追記
8月末時点で、『1Q84』は二俣尾が登場する辺りまでしか読んでません。
その後、ちょっとずつ読んでますが、本日、作品のなかに『猫の町』が
登場して、偶然の一致にびっくりしました。
『猫町紀行』で、つげさんがふれている萩原朔太郎の『猫町』は、
青空文庫で公開されています。
青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/
犬目宿バス停
犬目宿の神社へ登っていく一本道
二俣尾駅
新宿1館で先行公開されていた映画『南極料理人』が、本日より全国公開となりました。
沖田監督にとっては、初の大作ですが、なかなか面白く仕上がっています。
2時間強の上映時間もあっという間でした。
以前にも書きましたが、この作品にエキストラ参加することができました。
(以下、映画の内容に関する記述を含みます。)
今回は、初めて役らしい役で出演できました。
シーンは、南極に行く前の堺雅人さん扮する海上保安官が勤務する巡視船の中です。
一つは、同僚の宇梶剛士さんが子供のころからあこがれていた南極調査隊に選ばれる場面です。
嶋田久作さん扮する船長からの吉報を受け、エキストラの保安官たちで宇梶さんを胴上げしました。
嶋田さんも大きいですが、宇梶さんは身長が更に10cmくらい大きかったです。
その巨体にもかかわらず、見ず知らずのエキストラに甲板上で胴上げされることには、
さすがに怖がられていました。本当は、本番1度きりという約束だったようですが、
実際には2度、胴上げシーンを撮影しました。
もう一つは、船内の食堂でカレーを食べる場面。
宇梶さんが見ているデジカメのパンフレットは、約10年前当時の本物が用意されていました。
船内での食事シーンということで、カメラには中華なべのような台が取り付けられ、
揺れを再現していました。
私は、堺さんのほぼ向かいに座っていましたが、最初に準備されたコロッケカレーは、
堺さんの分のコロッケの衣が欠けていて、撮影上問題ないのかハラハラしましたしたが、
本番の際はきれいなものが準備され、ほっとした次第です。
他の沖田監督作品では脚本(及び役者)を務められる守屋文雄さんも海上保安官役で
出演されていて、「ガヤ音」の撮影など色々と場を盛り上げてもらいました。
沖田監督にとっては、初の大作ですが、なかなか面白く仕上がっています。
2時間強の上映時間もあっという間でした。
以前にも書きましたが、この作品にエキストラ参加することができました。
(以下、映画の内容に関する記述を含みます。)
今回は、初めて役らしい役で出演できました。
シーンは、南極に行く前の堺雅人さん扮する海上保安官が勤務する巡視船の中です。
一つは、同僚の宇梶剛士さんが子供のころからあこがれていた南極調査隊に選ばれる場面です。
嶋田久作さん扮する船長からの吉報を受け、エキストラの保安官たちで宇梶さんを胴上げしました。
嶋田さんも大きいですが、宇梶さんは身長が更に10cmくらい大きかったです。
その巨体にもかかわらず、見ず知らずのエキストラに甲板上で胴上げされることには、
さすがに怖がられていました。本当は、本番1度きりという約束だったようですが、
実際には2度、胴上げシーンを撮影しました。
もう一つは、船内の食堂でカレーを食べる場面。
宇梶さんが見ているデジカメのパンフレットは、約10年前当時の本物が用意されていました。
船内での食事シーンということで、カメラには中華なべのような台が取り付けられ、
揺れを再現していました。
私は、堺さんのほぼ向かいに座っていましたが、最初に準備されたコロッケカレーは、
堺さんの分のコロッケの衣が欠けていて、撮影上問題ないのかハラハラしましたしたが、
本番の際はきれいなものが準備され、ほっとした次第です。
他の沖田監督作品では脚本(及び役者)を務められる守屋文雄さんも海上保安官役で
出演されていて、「ガヤ音」の撮影など色々と場を盛り上げてもらいました。